生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

晩酌

最近飮んでゐるのは、銀河高原ビールの「おやすみビール」*1。白ビールと云ふのも珍しいし、何よりこの容量で賣られてゐるビールはなかなか無い。破顏一笑と云ふかインパクトのあるデザインなのは慥かである。 *1:JAN:4536163880624

讀了

中谷宇吉郎『雪』(岩波文庫) *1 樋口敬二編『中谷宇吉郎随筆集』(岩波文庫) *2 二册讀了。 本統の科學といふものは、自然に對する純眞な驚異の念から出發すべきものである。不思議を解決するばかりが科學ではなく、平凡な世界の中に不思議を感ずることも…

開放

プール開放の貼紙より。

文化庁の日本語世論調査

「檄」「姑息」「憮然」意味取り違え7割(YOMIURI ON-LINE) 「げきを飛ばす」誤解7割(共同通信社) 「姑息」7割が違う意味で理解(MSN-Mainichi INTERACTIVE) 見出しの「檄」「憮然」が、漢字のものと平假名になつてゐるものがそれぞれある。檄は檄文…

葡萄を食す。

はじめまして

『はじめまして』の漢字は?(Leger & obscurite)經由。 「始めまして」か「初めまして」か(ことばをめぐるひとりごと) さういへば、以前似たやうな話題を讀んだことがあつた。 はじめて(Cafe OPAL 店主の日記)

席替へをする。

写真日記猫

某日。猿楽町にて。訝し氣な目附きで此方を窺ふ。

お悔み

作家の中島らもさんが死去(asahi.com) 思へば、カネテツの微笑家族を見て、初めてらもさんの名を知つた。文章だけでなく、あのイラストがとても印象に殘つてゐる。

銀{{口人}/土}

この字は初めて見掛ける。坐の異體字だ。

けふの買ひ物

ディオゲネス・ラエルティオス、加来彰俊譯『ギリシア哲学者列伝(上*1・中*2・下*3)』(岩波文庫) 松永昌三編『中江兆民評論集』(岩波文庫) 幸徳秋水『兆民先生・兆民先生行状記』(岩波文庫) 中谷宇吉郎『雪』(岩波文庫) 『高僧直言・現代を生きる…

觀戰

後樂園にて函館記念を觀戰。ファインモーションの單勝で勝負したが二着まで。かういふところが、私はまだまだ甘い。

工亊

事の異體字をまた見つける。

memo

香雪ジャーナル經由。 http://www.hatena.ne.jp/1090668110 詩は、説明されてから分かるものなのか。 http://www.kt.rim.or.jp/~h_okada/fb156.html#040724 人名漢字の話題は、結構あちこちで見掛ける。

こころの時代

音樂家の坂田明氏のお話「音楽は人生そのもの」を聞く。生い立ちや音樂の事から、微塵子を通して知つた生命に就ての思ひなど、とても有意義なお話だつた。

けふの買ひ物

水木しげる『神秘家列伝 其ノ壱』(角川ソフィア文庫)*1 井伏鱒二作『井伏鱒二全詩集』(岩波文庫)*2 新・読前読後で紹介されてゐるのをみて、無性に讀みたくなつて了つた。 *1:ISBN:4041929083 *2:ISBN:4003107748

職場にて

キーボードの調子がをかしくなつた。埒が明かないので、一先づ分解して、中を掃除した。今まで手入れと云ふ事をしたことがない。ひどい有樣で埃を掃ふのに表に出なければならなかつた。幸ひ、なんとかもとの調子に戻つた。キータッチが全然違ふので驚いた。…

旅籠

澁谷にて。“旅”と讀むのか迷つた。篆書ではかういふ字體もあるのだらうか。

讀了

山本夏彦『「豆朝日新聞」始末』(文藝春秋)*1讀了。私も豆朝日新聞が讀んでみたくなつた。 *1:ISBN:4163462007

世界の森と木の物語り2

オルトフォン・千代田テクノル共催のチャリティ・ コンサートへ行く。今日はオークヴィレッジで活動してゐる稲本正さんを迎へて、またお話をうかゞふ。 スライドに映し出された、アマゾンの寫眞を見隨ら森や樹にまつはる話を聞く。東京は、アマゾンよりも暑…

けふの檢索

google:世界三大がっかり

土用には早いけれど

上野の伊豆榮へ鰻を食べに行く。こゝのお店の假名の表記は、ちやんといづ榮になつてゐた。 歸りにすぐ向ひの不忍池へ立ち寄る。瓦落苦多市が開かれてゐた。ぶらぶら覘いてゐたら、露店で珍しいのを見つけた。明治三十九年の萬朝報や昭和十八年の朝日新聞が置…

暑中お見舞申し上げます

表に出たら目が廻りさうになつたので、體調がをかしくなつたかと思つたが、四十度近い暑さの所爲だつた。流石に堪へる。十年前の時も暑かつた。

讀了

白川静『回思九十年』(平凡社)*1 讀了。長いけど幾つか引用してみる。 われわれが漢字を使っているのは、けっして便宜的な理由によるのではなく、またわれわれがそれに代わるものをもち得ないからというのでもなく、「かな」的な世界の対立者として、漢字…

暑かつたので、家でぢつとして居た。

すずき

猿楽町にて。

潘街粥麺専家

神保町の潘街粥麺専家にて、煮玉子麺(四百三十圓)と鹽鳥(百圓)を食す。酷暑の中、唯一こゝのメニューだけは食べたくなる。不思議だ。

その訣は

わけを“訣”と書くことについて。 正字正かな掲示板(7月19日(月)の書込み參照) 言及 http://d.hatena.ne.jp/./tinuyama/20040719#p2

けふの買ひ物

小林勝彦『むずかしくないぞ!! 誤字俗字・正字』(日本加除出版株式会社)*1 伊地知鐵男編『増補改訂 仮名変体集』(新典社)*2 仮名変体集は三百五十圓だつた。お買得だ。 *1:ISBN:4817837063 *2:ISBN:4787904108

薄暮

後樂園にて競馬觀戰。けふは悉く外しまくつた。こんな日もある。 今開催の函館競馬は薄暮(はくぼ)開催と稱して、發走時刻を一時間繰り下げて行はれる。最終レースが五時と云ふのは、實に新しい試みだ。