生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

五冊読了

藝を見る目と安手のプロパガンダがなぜ同居できるのか。イデオロギィはつまらない。

 

あと活版の本とはいへ転倒が多いな。

珈琲の世界史 (講談社現代新書)

珈琲の世界史 (講談社現代新書)

すごく面白かった。

いちばんやさしい美術鑑賞 (ちくま新書)

いちばんやさしい美術鑑賞 (ちくま新書)

かういふのを読むと入門書のたぐひは私には書けないと常々思う。あまりに偏頗でしかも好き嫌ひが激しいから。

入手したのは相当前なのに、読み通すのにかなり時間がかかった。しかも途中読む気がなくなり、売り払ったのちまた買い直すということを繰り返した。なんとか読み終えて思ったのは、グールドの演奏はよく聽いても、そのパーソナリティはどうにも附合ひきれないものがある。そこが読みづらさにつながっているのだらう。