生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

萬象、一刀の中にあり  篆刻家・松丸東魚の仕事

會津八一記念博物館にて。棭斎の時以来だからかなりご無沙汰だったのに、まだこの間みたいな心持ち。

やはり清水金之助さんを思い出してしまった。尤もカテゴリーは異なるといつても、東魚は極小印が得意だッたのと、戦後に木活字を大量に彫っているというので、自分のなかの関心が両者を結びつけてしまふ。

偶々会場で学生相手に学芸員さんが解説をしているを横で聞いていて勉強になった。明朝体の教室を見続けているから、「東魚文版」について色々聞いてみたかったことが幾つかあった。