けふの買ひ物

沢木興道聞き書き (講談社学術文庫)

老子を書く―馬王堆帛書 老子乙本 蘇る二二〇〇年前の肉筆

隸書の勉強を兼ねて。これは去年サントリー美術館でも見たかな。

般若心経の名品 王羲之/欧陽詢/劉墉/池大雅/鄧石如

日頃目にしてゐる般若心經のお手本*1をみてると、いつも考へて了ふ。果たして楷書の漢字の字形は新字體のそれと同じものでよいのだらうかと。

大概は江守賢治の『楷行草 筆順・字体字典』にある楷書の字體一覽*2を參照してゐるのだが、矢張り實際はどのやうに書かれてゐたのかが氣になつてゐた。

こゝには、歐陽詢の小楷般若心經が載せられてゐる。本當にきれいな字だ。

*1:例へば、般若心経壁紙參照。

*2:新字體、舊字體、書寫體、（康煕）辭典體などが、分別整理されてゐて實に重寶してゐる。