2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧
上岡龍太郎『上岡龍太郎かく語りき』(ちくま文庫)*1讀了。 著者の生い立ちから、上方藝能史や漫才の藝談などが語られてゐるので、讀み應へがあつた。突つ込みの奧深さを知る。 *1:
發走直前、國歌の齊唱が行はれる。ウイナーズ・サークルに岡本知高といふ歌手があらはれた。 どこかで聞いた名だと思つたら、この間讀んだ本(宇田川清江『眠れぬ夜のラジオ深夜便』*1)にとりあげられてゐたのを思ひ出す。世界に三人しかゐないといふ“ソプ…
東京競馬場にて、ダービーを觀戰する。兎に角暑い陽氣だつた。かなりの人出だつたこともあつて、やたら草臥れて了つた。賣店どころか、飮料水の自販機の前まで、行列が絶えなかつた。本命のキングカメハメハがレコオドで勝利する。ありがたう安勝。秋になつ…
富岡多惠子『漫才作者 秋田實』(平凡社ライブラリー)*1讀了。漫才の話だけでなく、昭和初年頃に、社會科學が多くの人々に影響をあたへてゐたことを改めて窺ひ知る。あと文中、漫才の臺本*2や掛け合ひ*3が割と引用されてゐて、讀みながら吹出す。 *1: *2:エ…
金鯱賞をテレビ觀戰する。タップダンスシチーの走りは流石だ。終ひちよつと際どかつたけど。その後、遲れて某定例會に行く。けふはあまり呑まなかつた。
燒鳥屋の看板から。この鳥は面白い。
紫陽花が咲き出した。
種牡馬リアルシャダイ死亡 リアルシャダイと云ふと、平成七年の天皇賞春を思ひ出す。あれは今思ふと端境期だつた。
これはたしか銀座の木村屋家*1で撮影したもの。ここまでくづすと、なかなか分からない。 *1:木村家だつた。
加納氏のpragmatism(id:kanou:20040520#1085034400)を讀み、そのことが暫く氣に掛かつてゐた。 丸谷さんの對談集を讀んでゐたら、同じ事柄についてふれられてゐたので驚いた。 丸谷 ぼくがやったのは、国語改革への反対ではあるんだけれども、その底には、…
福本義典編『日本人の芸談』(新人物往来社) 『丸谷才一対談集 日本語そして言葉』(集英社) 二册讀了。
居酒屋の看板より。
闇黒日記「平成十六年五月二十四日」 分からない人や、理解しようとする氣もない人に對し、議論を行ふことは空しいかもしれません。しかし、だからといつて私達が言葉をやりとりする、この營みそのものが空しいと云ふことは決してありません。 分からない人…
流行もの。適性・適職診断を行ふ。 あなたがご回答なさった際に強く顕れた一面は・・・ 『平和を求める』 気質です。 良い精神状態の時 愛想がいい・心が広い・辛抱強い・偏見がない 悪い精神状態の時 無頓着・片意地・無神経・攻撃的・弱気 性格 調和と平和…
これは神社にて撮影。
新スタンド二階の西海にて、春ラーメン(五百八十圓)を食する。櫻海老と大きい筍(噛み切るのに一苦勞した)が這入つてゐるのが目新しい。
東京競馬場にてオークスを觀戰する。ダンスインザムードを本命にしてゐたが、前走から十四キロ増、しかも妙に落著きがなくチャカついてゐたので嫌な豫感がしてゐた。直線伸びず四著まで。また荒れたレースになつた。幸ひ抑へに買つておいたスイープトウショ…
寒い一日だつた。嚔が止まらない。喉の具合も惡くなりさうだ。
荒木飛呂彦『STEEL BALL RUN vol.1*1、vol.2*2』(集英社) Charles M. Schulz『Sunday Special Peanuts Series SNOOPY 8*3、9*4』(角川書店) Charles M. Schulz『The Complete Peanuts, 1950 to 1952』 荒木先生の新刊は二册同時發賣だつたのか。はじめて…
加島祥造氏の「老子を生きる〜信州伊那谷にて〜」を聞く。これも面白かつた。時々インタビューをしてゐる後ろで猫の鳴く聲や鳥のさへづりが聽こえる。
録りためてゐたのを聞いてゐる。先づは齋藤孝氏の「身体文化を考える」を聞いた。話を耳にするのは初めてだが、今までに聞いたことのないやうな、顏寫眞から思ひ浮かべてゐたのとは全く違つた感じの聲だつた。でも聞き進む内、話振りや、リズム、息遣ひが、…
颱風の過ぎ去つた後、青空の何とまぶしいこと。
お煎餅屋にて。
id:haimoto_usaco:20040520#p1 經由。 7/16の小石川図書館でのイヴェント「旋律とはなにか」に出演してくださる非-非音楽家を募集しています。簡単な楽譜が読めて、弦楽器か管楽器で微 妙な音程を再現出来る人に限ります。内容は主に、クルトザックスという…
グレアム・グリーン著、宇野利泰譯『キホーテ神父』(早川書房)讀了。良い小説を讀んだ。とても愉しい心持ちになる。
エルビン・ジョーンズ死去(Sankei Web)
国語学者の金田一春彦氏が死去 金田一氏は言葉は時代とともに絶えず動いて変化すると云ふやうなことを言つてゐた。動いて變化するものが、動いて變化するものであると、知ることが出來るのは、何處に於てなのだらうか。 言葉は疲勞しない 言及 http://d.hate…