生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

2003-04-01から1ヶ月間の記事一覧

小石川植物園*1へ行く。今日はみどりの日だといふので, 無料で開放されてゐるのだつた。都會の中とは思へぬ別天地がひらけてゐる。天氣にも惠まれ,澤山の人出。 花を眺めたり,カメラを構へたり,晝寢をして居たり,鳥を觀察して居たり, 寫生をしたり,池…

淺草

折角淺草に行つたので,雷門をくゞつて淺草寺へお詣りする。 實は今までこゝへ參拜したことがなかつた。 日が暮れると仲見世通りも,込み合ふことなく落ち着いて歩ける。一日中歩き廻つて流石に草臥れた。

水上バス

歸りは例によつて水上バスに乘り込む。かういふ機會がないと, 船に乘る事は滅多にない。台場から淺草へ。海はいい。 日の出棧橋から乘船した船は,デッキに登ることは出來なかつたが, 川面をぼけつと眺めてゐるだけでも愉しい。波は何で見飽きないのだらう…

東京国際ブックフェア 2003

今年も國際展示場にて開催されてゐる東京国際ブックフェア2003 へ行く。 人込みを掻き分け掻き分け,ブースを驅拔ける。 高い書籍は割り引きされてゐる時でないと, なかなか入手しようとは思はないので, 今日は覺悟を決めて散財する心算でゐた。 今囘の目…

猫の手

さて,食事を終へフト隣の園藝店を覗き込むと,古典植物の展示會が開かれてゐたので立ち寄つてみた。尤も私は,古典植物の何たるかを全く知らない。單に,古典といふ響きにつられただけである。見知らぬ苗や盆栽を眺めてもちつともわからない。その中で,一…

潘街粥麺専家

神保町の潘街粥麺専家にて,煮卵麺(四百三十圓)を食する。前にお粥を食べたので,今囘はラーメンを試みる。 目にして驚いたのは麺の細さ。素麺竝みなのだが,ちやんと腰がある。豚骨ラーメンに入れてみたい。スープはこれ以上ない程のあつさりした醤油味。…

投票用紙をなくして了つた*1。 でも投票したい候補者がゐるといふわけでもないが。 *1:用紙が一枚にまとめられてゐたことに氣が附かなかつた。

晩御飯は筍御飯だつた。寒くなつたり暑くなつたりじめじめしたりと, 目まぐるしく變る陽氣のなかで,體の調子を整へるのはたいへんだ。

江戸っ子ラーメン

江戸っ子ラーメンにて,ごま味噌ラーメン(七百二十圓)を食する。トッピングは玉子(百圓)とコーン(五十圓)。これでご飯がメニューに加はつてゐれば,いふことはないのだが。

職場にて

「手児奈の里」と云ふ和菓子*1を食する。妙味也。由來の書かれた册子は,正假名遣ひで記されてゐた。 真間の手児奈*2といふ話を初めて知る。 萬葉集から,山部宿禰赤人の詩がひかれてゐる。 我も見つ 人にも告げむ かつしかの まゝの手児奈が おくつきところ…

「トム・エバハート来日展」

案の定風邪をひく。歸宅したら,また家の前にいつぞや見かけた白猫が居た。 家族に聞いたら近所の酒屋の飼ひ猫らしい。 しかしこんな遲くに何ゆゑこゝで油を賣つてゐるのやら。

トークセッション

土曜日に,池袋のJUNKU連続トークセッションへ行く。 會場は立錐の餘地もないほどの盛況だ。池田晶子先生のお話を聞く。會の終了後,オンラインで知り合つた方々と落ち合ひ (押し掛けたと云ふか),歡談する。 とても樂しく素晴しい時間を過ごしました。

最近讀んだ本

『三人噺』美濃部美津子著,扶桑社,2002。(ISBN:4594037224) 『寺田寅彦は忘れた頃にやって来る』松本哉著,集英社新書,2002。(ISBN:4087201449)

鈴木(she said)@ウッディ

赤羽の「ウッディ」にて友人のライブを聽く。 私は,16ビートのリズムの上にストリングがかぶさつてくるだけで, (特に半音進行のとき)めろめろになることに氣が附く。

氣温の變動が激しい。體調に氣をつけなくては。

眞龍軒

中山競馬場の眞龍軒にて五目そば(八百七十圓)を食する。鹽がベースのスープと,細めの少々縮れた麺の組み合はせに,盛り澤山の具がのつてゐる。成程,すつきりした鹽スープに具と麺が良く合ふ。量の多さが氣にならない。

中山大障碍

中山競馬場へ行く。メインの中山大障碍(春)*1を觀戰する。近年國際競走となり,外國の馬や騎手をみられるといふのも魅力だ。ロケット騎手を間近で眺めることが出來た。障碍レースが好きなのは理由がある。獨特の雰圍氣なのだらうか,G1のレースで,ファン…

人のふりみて我ふり直せ

妄執日記Affectを目にし, 改めてこのウヱブサイト*1の HTML を鑑みると, HTMLとCSSにおける「論理構造と見栄えの分離」を理解していないと云ふのに思ひ當り身にしみる。私のおつむは凡そ論理的にできてゐるとは謂ひ難いが, TACTさんの解説を讀み,やうや…

明治時代の当て字

本草兎目經由。 aeji:明治時代の当て字

アルフォンソ正田@千代田テクノル

後半はレイ・アルフォンソ正田さんの歌と演奏。 ポンチョを纏つた出立ちだ。狹い會場とはいへマイクもアンプもなしに, ギターをかき鳴らし,それは大音聲で朗々とユパンキの曲や,ラテンの名曲を歌つた。私は眞ん前で齧り附きになつて聽いてゐたが, ちつと…

鳥肌雜感

鳥肌はあまり遣はない語彙だ。もし用ゐるとしたら,「お風呂に入らうとして熱い湯舟に浸つたら,上だけ熱くて下はまだ水のまゝだつたので,思はず鳥肌がたつた*1。」このやうな感じになるのだらうか。 *1:經驗者は語る。

一文書に複數存在するrel="next"等のlink要素に對應してくれるWWWブラウザといへば,Macintoshでは iCab が擧げられるだらうか。實に重寶してゐる。 これでもつと CSS の實裝がしつかりしてゐればなあ…。

牛車に搖られて

さて,ユパンキの代表曲に「牛車に搖られて」といふ曲がある。 それにまつはるお話が面白かつたので,少し記してみる。竹村さんはこの曲を“ぎゅうしゃに…”とよんでゐた。 或る時新聞記者に,牛車は“ぎっしゃ”とよむのが正しいと言はれ*1, ラジオでもそのや…

コンサートへ

恆例のオルトフォン・千代田テクノル共催のチャリティ・ コンサートへ行く。 今日のプログラムは,人類の至寶ともいへるアタウアルパ・ユパンキの特集だ。 まづ前半はラジオの DJ でお馴染み竹村淳さんのお話と,ユパンキの新たに發見された音源を中心にレコ…

復刊

韜晦日記を讀み, 『古事記傳』(ISBN:4003021967)がリクエスト復刊されてゐたのは聞いてゐた。 本居宣長のことを少し氣にかけてゐたところ, 『排蘆小船・ 石上私淑言』(ISBN:4003510119)が岩波から文庫で刊行されてゐたことを知る。さらに岩波文庫の編集…

漢字文化資料館

徒書 經由。漢字基本用語集はありがたい。

都知事選擧の投票を行ふ。 今囘は本當に投票したい候補がゐないので難儀した (尤も眞面目に候補者を檢討したことはないが)。

ラーメン三崎

三崎町のラーメン三崎にて支那そば(五百三十圓)と味玉(百圓)を食する。支那そばと名附けられてゐるのは,大概はづれは少ないやうに思ふので美味しくいたゞく。鰹の效いた醤油スープに縮れ麺の組み合はせ。程よい分量なので,いい塩梅の後味だ。餘談だが…

生まれて初めてカルチャー・センターにて講議を受ける。 演題は『「14 歳からの哲学」を読む』。 池田晶子先生の有意義なお話を聞く。 學校を出て以來,かういふ教室に足を運ぶことはなかつたので, 少し懐舊の念を抱く。教室は四十八階にありなかなかの絶景…