生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

けふ讀んだ文章

鴎外の「なかじきり」を讀む。こゝにある「人は老いてレトロスペクチイフの境界に入る」は私の好きなフレーズだ。*1と*2の二つの漢字は梃子摺つた。 *1:U+5A95 *2:U+5A3F

あちこちで電車が遲れ、久方振りに尋常でない込み具合の終電に乘り合はせて非道い目に遭ふ。 年度末の最終電車には乘る可からずと、心に刻む事にする。

けふの買ひ物

旧かなと親しむ―俳句・短歌がゆたかに自在に!作者: 萩野貞樹出版社/メーカー: リヨン社発売日: 2006/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る續編が作られたと云ふ事は、前作はそれなりに好評だつたのだらうか。今日日…

花冷え

ゆつくり夜櫻を眺めるのも儘ならぬ。

晴後雨

江戸川公園にて花見をする。八分咲き位の櫻の下でお辨當を廣げる。椿山荘庭園へ立ち寄り散策する。それ程廣くはないが見處が多い。高臺から見下ろす川縁の櫻はとても綺麗だつた。水場が多く、彼處から湧き水が流れ、井戸やら水車があり、また滝の裏側をトン…

江戸の学び―教育爆発の時代―展

江戸東京博物館にて。日曜が最終日だつたのであわてて行つた。徃來物を澤山見た。

霧ノ衣―A DANCE BY ATSUKO HIROTA KIRI NO KOROMO

新馬場の六行会ホールにて、廣田あつ子氏の舞踊を見る。素晴しいダンス。

けふの買ひ物

なつかしい芸人たち作者: 色川武大出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1989/09メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (1件) を見る阿佐ヶ谷の古本屋で見つける。君主論 (中公文庫 D 16)作者: マキアヴェリ,池田廉出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 19…

堀尾@阿佐ヶ谷ヴィオロン

櫻はぽつぽつと咲き出すが、まだ夜は寒い。 友人のライブを聞きに行く。 空即絶色と云ふ言葉は面白い。

塩原経央著『「国語」の時代』(イワマン日記)

パソコン略字を用ゐるのは、無知と云ふのもあるのだらうけど、どちらかと云へば出版社の都合によるものが、多分にあるのではないかとも思ふ。手間なり出力なりと、色々と要因が思ひ浮かぶ。

正仮名遣ひ速習術

よもや、はてブの人氣エントリーに正假名のコンテンツが載る日が來るとは、夢にも思はなかつた。仮名遣の実践もおすすめ。 仮名遣の実践

曇り後晴れ

さんさん録を讀む。方言は書かれてゐれば、大まかでも意味は掴めるが、実際話されたらこれは分からないだらうなあ。 秋葉原驛近くのガード下で外國人のお兄さんが朗々と獨唱してゐた(R&Bだらうか?)。 何故か我が家にもいかなごが。

岩田専太郎展・竹久夢二「アール・デコの世界」展

弥生美術館へ行く。岩田専太郎の名は全く知らなかつたが、書かれた畫は恐らく何處かで目にはしてゐるやうな氣がする。休む間もなくひたすら書き續けたと云ふ仕事振りに手塚治虫を聯想する。かういふ美人畫の流れをくむスタイルの畫つて今でも書き繼がれてゐ…

入口にある標柱より。園の書寫體。これは江守賢治『漢字字体の解明』の口繪で知つた。

花見(写真日記花)

陽氣もよいので六義園へ行く。枝垂櫻が綺麗。お目當ての大枝垂櫻は、やつと蕾が綻びかけたところで、次の土日が見頃だらう。 あと豚汁を食す。

お彼岸

菜の花ご飯を食す。 白木蓮が綺麗。 櫻が今日開花。

けふの買ひ物

ノヴァーリス作品集〈第1巻〉サイスの弟子たち・断章 (ちくま文庫)作者: ノヴァーリス,Novalis,今泉文子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/01メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (12件) を見る早速購入。ブレイク詩集 (平凡社ライブラリ…

鳩森八幡神社

千駄ヶ谷に行つた時立ち寄つた。こゝは富士塚が有名なのだが今日は登らなかつた。枝垂櫻はそろそろ見頃。 http://www.sukima.com/10_shinjuku/01hatomori.htm

風の強い日

某定例會に出席。ノヴァーリスを勸められる。 風が強く彼岸も近いのに頗る寒い。

讀了

『はじめの哲学』を讀む。よく書けてゐて面白かつた。

けふの買ひ物

久し振りに樂譜を買ひ込む。コード付き歌詞集 つじあやのと行く~ウクレレ散歩道作者: つじあやの出版社/メーカー: ドレミ楽譜出版社発売日: 2002/09/18メディア: 楽譜購入: 2人 クリック: 6回この商品を含むブログ (13件) を見るつじあやのと行く~うららか~ …

正しさに就いて

本題とは關係ないのだけれど、 科學といふ營みは、必然的に正しいことを要求される。ポアンカレも「見よ、而して正しく見よ」と述べてゐるやうに、眞理追求を行ふには常に正しいことを追求することになる。 しかし科學を離れると、この「正しい」といふのは…

三月某日

また花見に行く。 寒かつたり、嵐になつたり、月が綺麗だつたりと。 圖書館にてブレイクの版畫を見る。何ら知識を持ち合せてゐなかつたので、何と云ふかプログレのジャケットのやうな畫だなあ、といつた無責任な感想を抱く。 ブレイク版画と水彩 (版画と素描…

けふの買ひ物

神保町をぶらぶら。三省堂は棚の配置が變つてゐた。字書を作る作者: 白川静出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2002/01/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る犬は「びよ」と鳴いていた―日本語は擬音語・擬態語が面白い …

宇治山哲平展

東京都庭園美術館にて。非常にポップな抽象畫だ。割と幾何学的な構造やシンメトリックな配置、そして配色の妙の御蔭で、或る種の抽象畫が持つ重さや訣の分らなさを、こちらに感じさせない。印刷物では分らなかつたが、近くで見ると結構繪肌がごつごつしてる…

(写真日記花) 庭園

白金台の白金自然教育園を散策する。鴉の鳴聲ばかりが目立つ。まだ春の花が咲き出す前だから邊りは地味である。雪割一華が綺麗だつた。 美術館の隣の庭園では梅が丁度見頃だつた。

快晴

やつと床屋へ行つた。

氣になる諸々を竝べてみる

ところで、國語と哲學を切り離せるのでせうか。 意識的な思考が言葉によつて成り立つのならば、私は切り離せないと思ひます。 歴史的仮名づかひだからと言つて、文語文法に従つて「しませう」とするのではなく口語文法で「しましよう」としていいのではない…

けふの買ひ物

「本」に恋して作者: 松田哲夫,内澤旬子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/02/23メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 28回この商品を含むブログ (55件) を見る本 (あたらしい教科書 2)作者: 永江朗出版社/メーカー: プチグラパブリッシング発売日: 2006/…

晴れ

春一番が吹いた次の日には直ぐ寒くなる。 さんさん録を讀む。