生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

所感

反論ではなく、讀んで思ひ浮かべたことを、たゞならべて書いてみる。
扱はれる内容が、宗教なり信仰に關することならば、これに應へることは私にとつて、一種信仰告白のやうなものみたいになるかもしれない。告白だから説明は一切しない。

  • 何も彼もが信じられないといふのなら、その自身が抱いてゐる「信じられない」と云ふ思ひだけは、何故頑なに信じてゐられるのだらうか。
  • 或ることが信じられないと云ふことと、或ることが疑はしいと云ふことは、同じことなのか、違ふことなのか。つまり、何故ニヒリズムであり、懷疑(主義)とはならなかつたのか。單に私には、それらの峻別が附いてゐないだけなのか。
  • 「いつか人は死ぬ」。しかし、死ぬことは「信ずる」事柄ではなく、端的な、これ以上疑ひ得ない事實の問題ではないかと思ふ。
  • とゞのつまり、私には信仰はあるのだが、信仰を持つものだとは考へてゐない。