生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

讀了

純粋仏教―セクストスとナーガールジュナとウィトゲンシュタインの狭間で考える

純粋仏教―セクストスとナーガールジュナとウィトゲンシュタインの狭間で考える

この本に書かれてゐる内容を一言でいへば「セクストスとナーガールジュナが似てゐる」と云ふ事になるのだが、ではそれがどのやうに似通つてゐるのかを、こゝで改めて述べる能力は私には無い。

先に『私説「中論」』を讀んでゐたので、その流れで滞りなく讀む事は出來た。いきなりこの本だけ讀んでも面喰ふのではないかとも思ふ。