- 作者: 池田弥三郎,橋本治,岡田嘉夫
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2009/03/26
- メディア: 単行本
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- 出版社/メーカー: 河出書房新社
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色々な點で大いに示唆を受ける。
前説として、橋本治の解説が前に置かれてゐるのは深切な配慮であらう。通讀した後でまた讀み直した時、成る程とも思つた。
そういう意味でこの本は、「諺や成句の解説本」ではない。どういう本かと言えば、この本は「日本人のあり方」を考えさせてくれる本である。「日本文化のあり方」であるよりも、「日本人のあり方」である。
日本人の「ことばに對する」あり方も附け加へていゝ。
この本の背後には「なぜ故事を知ることが必要なのか」という、大きな問いかけも隠されている。