生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

二册讀了

宮本武蔵 剣と思想 (ちくま文庫)

宮本武蔵 剣と思想 (ちくま文庫)

「実の道」は六ケ敷い。

校正のこころ

校正のこころ

思いの外、感じ入つた。校正と云ふ仕事の内實を幾らかは經驗してゐるので餘計に沁み入る*1

「こころ」を説くことは、やゝもすると精神論やら人生訓みたいになりがちだけれど、それを免れてゐる。この文章の源がどこからされてゐるのかは、終ひまで讀んだら書かれてゐた。

表記に關しては、私は異なつたを抱いてゐるが、單に偏頗な立ち位置に居る所爲もあるだらう。

*1:校正者としての自身を省みると、がさつで血の氣の多い乱妨者みたいだな。