生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

四冊讀了

晩年の露伴 (1979年)

晩年の露伴 (1979年)

蝸牛庵訪問記 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

蝸牛庵訪問記 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

露伴が對手でも気の置けない振る舞ひをしてゐる。無遠慮なやうにも感ぜられる。

五重塔 (岩波文庫)

五重塔 (岩波文庫)

最初は読慣れぬ文体なのでゆつくりと取りかかつたが、段々と物語の流れに乗つて了へばあつと云ふ間に引き込まれて了ふ文章だ。
のつそりと云ふ人はどうにも好きになれさうもない人物だが、同じくらゐ私も意固地で片意地の張つた性格なのが他人事とは思へなかつたからだらう。

宮大工と歩く奈良の古寺 (文春新書)

宮大工と歩く奈良の古寺 (文春新書)