出演：浅虫温泉 (虫博士&下田温泉+シークレット湯治客), トンチャイ・K・W（井手健介）, かえるさん（細馬宏通）, 黄倉未来
それぞれドラマチックというか演劇味の強いステージだ。
細馬さんのソロの楽しさよ。独自の日本語訳カバーが中心。間近でみてるとにゃーにゃーいう口調がこちらにも移る。虫博士は初めてみる。スパッツにサングラスという出で立ちにアクションの多いボーカルスタイル。斬新だった。井手さんのもう一つのオルターエゴであるトンチャイ・K・W（タイ出身）も初めて目にした。ちゃんとトンチャイ用の楽曲が結構ある。タロイモ太郎（！）が白眉。本人もMCで語っていたけど、藝風がかえるさんと被っていたのが可笑しかつた。それでも妖気と色気に満ちた歌唱は絶品。何年も前から名前は聞いていたけど黄倉さんのステージをみるのも初めて。長丁場のコント且つ一人芝居。多数の登場人物を見事に演じ分け、劇として成立させている。役者というのはすごいものだと改めて感心した。
