生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

高橋アキ、石川高@神保町試聴室

Solo and Duo, Composition and Improvisation

最初は石川さんの自作曲の演奏。前にみたの二十年くらい前じゃないかしら。かなり大きい笙を吹いている。単音でも面白い音色だけれど、一気に吹き鳴らされた時の高次倍音は意識を持ってゆかれるね。そして今の季節でも、笙はひっきりなしに温めないといけない楽器だというのも知る。

まさか試聴室で高橋アキさんをみる日がくるとは思いもしなかった。ピアノのマエストロをこんな間近でみられるなんて。ケージのプリペアード・ピアノ(ちゃんと調律師も帯同している)やメシアン、フェルドマンの楽曲にコーフンしてしまう。ロードリ・ディヴィスのコンポジションも演奏していた。
いつもみている試聴室のピアノから思いもかけない響きが飛び出るさまが楽しかった。