月一恆例オルトフォン・千代田テクノル共催のチャリティ・ コンサートへ行く。今日は Eighty-Eight's レーベルのレコオドを聽く。今や、DVD だ SACD だと巷で騷がれてゐる御時世だと云ふのに、あへてアナログのレコオドをつくる心意氣に打たれる。
ジャズのレコオドなのでやはりドラムの音が氣になる。しかしリアルと云ふか、大音量で聽くとすごい迫力だ。例へばトニー・ウィリアムスのシンバルレガートの切れ味はおそろしいほどだつた。ベースも周りの壁がギシギシ鳴り出す程重低音がきちんと再生されてゐる。
廿一世紀のアナログレコオドの音を滿喫した。あとジャケットのデザインがとても素晴しい。思はずジャケ買ひしたくなるやうなクオリティだ。