2004-01-01 ■ 日録 日録 一休宗純禪師の逸話。 ある年の元旦である。一休さんは墓場から髑髏を拾ってきて、それを竹竿の先に結びつけ、京の街をてくてく歩く。 「皆の衆、ご覧じろ。この髑髏の、ここんところに二つの穴がある。昔はここに目玉があった。したが、目玉は飛び出てしもうた。目が出た、目が出た、目出たいのう……」