2004-04-08 忙中閑あり 日録 秋葉原へ買ひ出しに行つたり、谷中墓地へ花見に行く。 餘所のお墓の前で、辨當を廣げるのも何だかきまりが惡いやうな。ずつとお墓のことばかりお喋りしてゐた。五重塔の跡地を見たり、うろうろ墓地を歩き廻る。墓石に彫られた文字を眺めてゐるだけでも飽きないが、やはり世間には色んなお墓があるものだと思ひを新たにする。 暫く谷中で撮影した寫眞を掲載してみる。けふのは墓地にあつた大イチヤウ*1。あまりの大きさに最初イチヤウだと氣が附かなかつた。 *1:広辞苑によるとイテフの仮名を慣用するのは「一葉」にあてたからだと云ふ。