生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

ベルナール・ビュフェ展

損保ジャパン東郷青児美術館へ行き、ビュフェ展を觀る。ビュフェの畫は纏めて見た事がなかつたので、いい機會とばかり出向く。初めての美術館だつたけど、42階とはまた高い處にあるものだ。

あの鋭角で時には太つとい輪郭線をみると、ビュフェだなあと思ふ。たゞどれもが目を惹いたと云ふのではなく、いゝ畫*1は本當にかぶりつきで、何時までも見てゐたい心持ちになるのだが、ちつとも私の興味を惹かない畫も結構あつた。この極端さは何なのだらう。あと印象派のやうな畫も書いてゐたのには驚いた。

常設展示で、グランマ・モーゼズの畫を初めて見た。ゴッホの向日葵は今萬博に行つてゐるから見られない。

*1:道化師やカルメン、マンハッタンや巴里の風景は良かつた。