生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

讀了

無知の知」に就ての考察が面白かつた。

昭和に入ると、プラトンの本格的な哲学の光の下で、新たなソクラテス哲学像が誕生する。(略)今日でもソクラテス哲学の標語となっている「無知の知」という理解である。しかし、まさにこのソクラテス像こそ、西洋からの哲学受容の屈折を反映した。大いなる「誤解」に他ならない。