生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

漢字の歴史と書体をたどる―甲骨・王羲之・顔真卿―

書道博物館にて。博物館の學藝員が展示品の解説をして呉れたので、より理解を深める事が出來た。顏眞卿の肉筆があるのは驚いた。

話を聞いてゐて、また一つ自分の勘違ひに氣附く。例へば、楷書をくづしたのが行書、その行書をもっとくづしたのが草書みたいな漠然としたイメージがあつたのだが、それは違つてゐた。

普段目にしてゐる活字はどうしても明朝體ばかりで、その中の字體や字形しか知らない。その他の書體は、全く等閑になつて了ふのだが、矢張り書をもつと勉強しないと漢字は判らないと痛感する。