生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

「仏像―木にこめられた祈り」展

東京国立博物館にて。一木彫の佛像の展示。以前程熱心に見なくなつて了つたが、それでも見て廻るのは樂しい。さういへば、八世紀から十一世紀位のものが多く、鎌倉時代のものがなかつた。

今囘一番目を惹いたのは、圓空と木喰の展示。夫々纏まつた數のものを見るのは初めてだ。特に圓空にやられて了つた。もう一遍見たい。木喰もまた面白い。見てゐて莞爾とするやうな、そんな表情をした佛像達。あと子安觀音菩薩坐像がよかつた。立木佛も直接表で見てみたい。