2008-03-20 「日中書法の伝承」展 展覽會 東京美術倶楽部にて。凄く充實した展示だと云ふのは傳はるのだが、生憎こちらの無知の所爲で、猫に小判みたいな感がある。ざつと廻りながら、目についたのだけぢつと見てゐた。けふは楷書や行書よりも、何故か隸書や篆書が面白くみえた。金農の隸書や鄧石如や呉煕載の篆書は妙に惹かれた。日本の古筆も多數あつたのだが、展示品とガラス板の距離が離れ過ぎてゐて、もう少し間近でみたかつた。屏風位大きいものなら問題はないのだが。