ティアラこうとうにて。日本舞踊とコンテンポラリーダンスを見る。
一部は、塩高和之氏*1の琵琶とのコラボレーションで、源氏の「雨夜の品定め」をテーマにしたダンスや舞ひが繰り廣げられる。
琵琶の幽玄な調べにやられる。音量は小さいが、しかし何と云ふサウンドだ。
二部はコンテンポラリーダンスが中心だつた。
日舞と云ふものを初めて目にしたけれど、直に見るととても興味深い。動きもさうだが、動から靜の、靜から動へ移る時の狹間にある、姿かたちから目が離れなかつた。舞ひと云ふのは型なのだな。
*1:昔、阿佐ヶ谷で琵琶を觸らせてもらつた。