生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

二册讀了

詞林逍遙 (1983年)

詞林逍遙 (1983年)

詞林間話

詞林間話

内容の大部分は『詞苑間歩』や『忘れかけてゐた言葉』と重複してゐるが、こゝでしか讀めない文章も收録されてゐるので、そこだけ拾ひ讀み。それでも國字や略字、(江戸時代の)常用漢字の話は有意義だつたし、鴎外のお話は素晴らしかつた。

訳を「訣」と書くやうに、絶対や相対を「絶待」「相待」と書くのは、矢張り故あつての事だつたか。