生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

ミケランジェロと理想の身体

国立西洋美術館にて。アメルングの運動選手の像、トルソではあるが眼前に羅馬人がぬっとあらはれてきたやうな心地がした。目玉のミケランジェロの《ダヴィデ=アポロ》やベルヴェデーレのアポロンはゆっくりと見た。森茉莉でおぼえたラオコオンの彫像を眼の邊にできるとは。

ルネサンスやロオマ・ギリシヤ時代の彫像ばかりならんでゐる。どちらの時代のものかしらんと解説を見ずに眺めてゐたが、門外漢には全然判別できなかった。