びわ湖長浜 KANNON HOUSE にて。
今月で閉館してしまふというので見納めとばかり足を運んだ。いい佛像だった。
敦煌写経と永樂陶磁
三井記念美術館にて。
前回の同じ企画の時も観に行っていた。当時は井上靖も神田喜一郎も未だ読んでいなかった。尤も今だって敦煌に関する知識が大してましている訣ではないが。
やきものは絵高麗写花文耳付水差、交趾釉兎花唐草文饅頭蒸器がよい。
写経の奥書を観る機会は中々ない。一三〇〇年以上前の写経に初校・再校の語を見つける。同じ職種の人間を過去に見出すと他人事のように見られなくなった。これも歴史といふものか。
第32回慶應義塾図書館貴重書展示会 古代中世 日本人の読書
丸善丸の内本店にて。最近発見されたといふ論語の貴重な写本が展示されていた。
もっとも門外漢の私には猫に小判の體で眺めるだけ。