2021-10-09 みたもの/日本書紀/刀剣/蒐められた古 展覽會 『日本書紀』撰録1300年 國學院大學博物館にて「日本書紀神代講述鈔」の平仮名本、連綿でない仮名なのが面白い。山崎嘉(闇斎)が日本書紀の本をだしていたのも知る。契沖の「和字正濫鈔」や宣長の「字音仮名遣」をみるのも始めてか。 刀剣 もののふの心 六本木 サントリー美術館にて。金剛寺の無銘の剣がよかった。不動明王が持っていさうな、素人の私がみても目を引くものがある。日吉山王祇園祭礼図屏風をしげしげと眺める。最近細かいのがもう見えないので、洛中洛外図屏風とかは関心が持てなかったけど、双眼鏡でみれば問題ない。著物を着るようになって、改めて当時の人々が着ている(殊に男の)服装に目がゆくようになった。現代の男ものの著姿に何うにも馴染めないものがあるのだけど、存外私の着方は間違っていなかったことを確信した。 第33回慶應義塾図書館貴重書展示会 蒐められた古 江戸の日本学 丸善丸の内本店にて。全く無知であるが解説を読みながら楽しく見ている。