生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

人体の不思議展

東京国際フォーラムの「人体の不思議展」を觀に行く。 連休だけあつてすごい人出だつた。

プラストミックなる技術を用ゐて、本物の人體が見事に標本となつて展示されてゐる。筋肉や臟器、神經などがむき出しになつて居たり、 輪切りにされたものや、胎兒の標本は流石にインパクトがあつた。

殆どの標本は觸れてはいけないものだが、 一體だけ觸れることの出來るものがあつた。 死體とはいへ、あられもない姿をさらしてゐる見ず知らずの人樣の體を、 無遠慮に觸はりまくるのは何ともきまり惡い心持ちだ。 失禮致しますと聲の一つでも掛けたくなる。

他にも腦味噌の重さを體感するコーナーもある。 腦は片手に收まる位で、案外小さい。重さは1キログラム程、 樹脂で固めてあるので、粘土の塊のやうだつた。