生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

こころの時代

醫師の田畑正久氏のお話「生老病死」を聞く。醫療の現場と佛教に就てあれこれ話をしてゐた。しかし醫者を生業とすることと、佛法を學ぶことが果たして兩立し得るものなのだらうかと、外野の私は忖度する。醫學と佛教を一人の人間が裡に抱えると云ふ事は、實に剛毅な精神の力がゐるのではないだらうか。

患者を前にした時の、齒切れの惡い、口籠るやうな、物のはさまつたやうな氏の口振りを聞き、思はず胸中を慮る