上野の東京国立博物館へ『唐招提寺展』を觀に行く。連休なのでやつぱり大勢の人出で込み合つてゐた。
特別展
金堂を再現したコーナーにて、お目當の毘盧遮那佛坐像や帝釋天と梵天の立像、四天王像を見る。八世紀のものだと云ふので感慨も一入。
御影堂再現では、東山魁夷の襖繪を見て廻る。若し誰も居ないしんとした處でこれを見たとしたら、描かれた風景に吸込まれてゆきさうな心持ちになつたことだらう。
鑑眞和上坐像は想像してゐたものより、幾分小さかつた。
會場で鑑眞茶なるお茶を購入する。
仏像のひみつ
親と子のギャラリー「仏像のひみつ」は面白かつた。なかなか勉強になる。けふは、學生のボランティアが佛像の製作工程を解説してゐた。