生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

Variations on a Silence−リサイクル工場の現代美術

Variations on a Silenceと云ふ催しを觀に行く。城南島がどんな所か知らなかつたので、流通センターから歩いて向かつてみた。迷子になつたり、海濱公園に立ち寄つて海を眺めてゐたりした。ひつきりなしに頭上を飛行機が通過する。絶景哉。

会場は實に工場らしからぬデザインの建物だつた。最初氣が附かず前を通り過ぎて了つたくらゐだ。
現代美術には全く詳らかではないし、その種の作品を鑑賞する知識も感受性も持ち合せてゐないのだが、この、まるで美術館のやうなリサイクル工場から受ける印象は、初めてのものだつた。工場の窓から見えるクレーンやタンクですらも美術館の作品のやうに感じられて壓倒された。