生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

お悔み

杉浦日向子さんの訃報を聞き少なからぬ驚きを感じた。
私が杉浦さんのマンガを讀み始めた頃には、既にマンガを描く事を辭めてゐた筈だ。でも何處かで新作を期待してゐたのだらう。

それから私は杉浦さんのマンガは大好きだが(一番のお氣に入りは『百物語』)、杉浦さんを漫畫家と呼ぶ事には何故だかそぐはない物を感じる。似たやうな事を昔、どこかの本の解説で中島梓が書いてゐたのを讀んだが忘れた。往事茫茫。