友人の書いた文章を讀み、あれこれ得る物があつた。
音楽というと、人は、『勝手に音が飛んでくるもの』とか、『音があって当たり前』という惰性のなかで生きているのではないだろうか。音楽のなかで、実際に音に還元しえる部分は、ほんの少しなのである。聞こえないものこそ聞こうとしないかぎり、そのような経験は決して芸術ではなく、流行に消える一時的な快楽に終わるであろう。
最近思ふ處があり自分に課題を課す事にした。この間讀んだ『音さがしの本』のエクササイズにある「音の日記*1」をつけてみる事にする。
*1:なにか珍しい音を毎日見つけて、その感想を日記に書いてみよう。