生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

第七十七囘講演會

國語問題協議會の講演を聞く。

翻譯あれこれ(中村保男)

具合でも惡いのか、隨分話をするのがつらさうだつた。

小學校に於ける歴史的假名遣の教育(中澤伸弘)

高校の教諭なので、お話が頗る面白いし解りやすい。一コマ(四十五分)だけ、小學校の授業で生徒に歴史的假名遣ひの授業を行ふ事になつた經緯や、現在の國語の授業における指導要領の話、教科書で假名遣ひや文語文がどのやうに解説されてゐるのか等、なかなか有意義な内容だつた。

よく、(所謂)舊字舊かなの文章を指して、一緒くたに文語文と呼ばれる事が多いのは、どうも教科書の所爲みたい。

これからの假名遣戰略を考へる(高崎一郎

例の假名遣標準化に就いて述べてゐた。平成疑問假名遣が出版された折、それに關する批判*1を目にしてゐたから、割と訝しげな心持ちで構へてゐた。實際、直接聞いてみて、自分自身でどこまで判斷出來るか確かめる積りでもゐたのだが、しかしまだ纏まらない。

ちなみに『國語問題協議會通卷DVD』は、矢張り畫像データだつた。

*1:闇黒日記(平成十七年六月後半頃)や言葉言葉言葉掲示板(平成十七年七月初頭邊)、正字正假名覺書等を參照。