2006-07-21 書の国宝 墨蹟展 展覽會 上野毛の五島美術館へ行く。展示室が一室しかないからゆつくりと見られる。禪の坊さんが書いた書を見て廻る。今日は大字の書に惹かれる。無準師範の額字や一休宗純の一行書などの書*1がよかつた。養叟宗頤*2の「鐵牛」もあつた。今日一番好かつたのは、一山一寧の「應無所住而生其心」。應に住する所無うして、其の書が生ずるといつた趣きがある。時間がなくて庭園を廻れなかつたのは殘念。 *1:七佛通誡(諸惡莫作・衆善奉行) *2:マンガの所爲であまりよい印象はないのだが書は惡くないと思ふ。