生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

等々力渓谷

歸りしな野毛の大塚古墳に立ち寄る。この近邊は古墳が多い。

次は上つてみたい。

そして等々力不動尊にて參詣。茲の側ある等々力溪谷には痺れて了つた。東京で暮らしてゐると先づ溪谷なんてお目に掛かれないので、突如眼前に現れた光景を前に、まるで別の世界に紛れ込んだかのやうな錯覺を抱いた。いつになく昂奮して了ふ。

小雨が降り頻る中、鬱蒼とした木々の緑に圍まれて邊りはより薄暗くなる。そして切り立つた崖に挟まれ、より閉塞感を齎す。日が暮れたらお化けの一つや二つ出てもをかしくない氛圍氣を釀し出してゐた。