生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

紺字金字法華経の世界〜平安時代の装飾経〜

横浜市歴史博物館にて。平安時代末期頃の寫經を眺める。

この法華経は全8巻からなり、紺色に染めた和紙に金泥絵具で法華経を書写したもので、成立はと推定されます。
この「紺紙金字法華経」の特徴は、各巻毎に「見返し絵」といわれる挿し絵が見られることです。これはそれぞれの巻の説法をわかりやすくイラストにしたもので、紺地に金銀の絵の具で線描されています。

歸りに別の圖録を買つた。この展示は見ておきたかつた。



古代日本 文字のある風景―金印から正倉院文書まで