2007-07-22 シンポジウム〈ヴィヴァ、カラマーゾフ!〉 日録 http://www.kotensinyaku.jp/news/event/content06.html 東京大学にて。最近、何故かロシアが氣になる。世間でも、光文社の古典新譯を切缺にロシア文學再興の氣運が高まつてゐるみたいだ*1。その所爲か、會場はかなり込み合つてゐて、ずつと立ち見で見る羽目になる*2。個々の作家の魅力や飜譯の話を聞く。苦勞話はやつぱり面白い。 三時間でこのプログラムだと、どうしても深く掘り下げた話にはなりにくい。たゞ、ロシア文學に疎い私にとつては、いゝ取つ掛かりになつたので有意義に過ごせた。殘念ながら籤引きは外れた。 *1:案外私も、知らず識らずのうちに流行の影響を受けてゐる。 *2:競馬觀戰で鍛へてあるので問題はない。