生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

時代をあるいた放浪画家−山下清展

上野の森美術館にて。まとまつた數の作品をみるのは初めて。

貼り繪が素晴らしい。また陶器の繪附けがよかつた。ペン畫でも感じたが線が好い。不思議な天分と云ふ形容が相應しいと思ふ。

會場の一角で「はだかの天才画家 山下清」をみる。ナレーションが河井坊茶だ。

あと山下清は大正十一年の生まれだから文章は正假名で書いてゐた。漢字も結構略さずに字典體のものが多い。