生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

二册讀了

呪の思想―神と人との間

呪の思想―神と人との間

この間東博で舊い支那の文物を數多観たが、あれが白川静が述べるところの咒の世界なのだらう。尤も現代人の私には、その世界を實感の伴ふものとして觀るのは、凄く難しい。

甲骨文字に歴史をよむ (ちくま新書)

甲骨文字に歴史をよむ (ちくま新書)

本書が云ふところのロマンチシズムではなく、学術としての歴史学に徹してゐる。私は現代人だから、當然こちらの方が讀みやすいが、併し歴史は六借い。