生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

みたもの/顕微鏡/明治ニッポンの美/インドの仏/イスラーム展

無題

国産顕微鏡100年展

国立科学博物館にて。なぜか小供の頃、顕微鏡のキットを持ってゐて紙やら髪の毛を覗いてゐた。高校の頃は地学を斈んでゐたので偏光顕微鏡をのぞく機會もあつた。存外触れる機会はあったので光学系の機器を見るのは楽しい。デジタル顕微鏡は初めて観る。

天明元年に小林規右衛門が書いた「顕微鏡見様」はびっくりした。連綿の尠い漢字平仮名交り文で書かれてゐる。江戸にこんな読みやすい仮名があったなんて知らなかった。

ダブル・インパクト 明治ニッポンの美

東京藝術大学大学美術館にて。ボストン美はいゝ畫を澤山もってゐる。

インドの仏 仏教美術の源流

東京国立博物館表慶館にて。印度の佛像はまさに異国の神といった趣。特にパキスタンは希臘羅馬と地続きだと云ふのがよく分かる。私たちになじみ深いほとけさまと云ふ感じはないが、日本の佛像にせよ佛畫にせよ、よくよく想ひ返すと存外異様な風態だ。

もっと知りたい!イスラーム

東洋文庫ミュージアムにて。2011年に新しい本館がオープンしたのに全く行けずじまひだつたので、今回漸く行けた。