生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

金刀比羅宮

琴平に到著。列車は空いてゐたが参道は込み合ってゐる。耳を側立てて人の詞に注意すると、色々なお国ことばがきこえる。一体ことばが関西方面のものなのか北九州地方のものなのかも分からない。香川に限らず四国の詞はまったく未知の世界だ。

行き交ふ人が皆杖を持ってゐるのが不思議だつた。お遍路さんと何か関係があるのかと思ったが、あとで蜿蜒と石段を登りなんとなく合点する。御本宮で参拝、さらに奥の院も。眺めがよい。かういふ形の山は見る機会がない。

日頃のエージェント活動のお蔭で全然息があがることもなく余裕をもって登り降りした。たゞ下りのペースが早すぎたのか后で膝が痛みだす。慥かに杖は必要かもしれない。

宝物殿に立ち寄る。色々参詣してもかういふ処に立ち寄ることはあまりなかった。木造十一面観音立像がよかった。