2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧
ノヴァーリスを讀む。詩と哲學と自然科學とが入混じつたスタイル。後書きで譯者が、キルヒャーの「ロマン主義者たちは、ほかならぬ〈ロマンチックなもの〉を自分自身に寄せつけまいとした」と云ふ言葉を引いてゐて、成る程と思ふ。
某定例會に出席。 青山靈園で夜櫻見物。墓地位落着く所は他に無いと思ふ。このやうな場所を選んで墓地が作られるのか、それとも墓地の持つ性質に因るものなのだらうか。
松下電工汐留ミュージアムにて。寫眞や映像でしか窺へないが、それでも圖書館や裁判所の斬新でモダンなデザインは、分らないなりに唸らされるものがあつた。「森の墓地」の佇まひは唯事ではない。 埋葬と云ふ形式から、人は斯くも見事なものを作り出す。
幾つか豫定をすつぽかす。體調と天氣の所爲にしておく。