生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

童謠詩人金子みすゞ

銀座の松屋へ「金子みすゞ展」を觀に行く。初めて彼女の詩に觸れた。素晴しい。

全集も欲しくなつたが、案の定と云ふか、漢字も假名遣ひも變へられてゐたので興醒めして了ふ。
何より會場でみた詩は、金子みすゞが手帳に記したものをそのまゝパネルに擴大して展示してゐた。それらの自筆の字を見て了ふと、活字で組まれた詩を讀むことが何か物足りないやうに感じて了ふのだつた。