某會合に出席する。小雪の舞ふやうな寒い日だつた。流石にビールを飮む氣にもなれないので、珍しく芋燒酎のお湯割りを註文する。安い燒酎しか知らなかつたから今まで少し敬遠してゐたのだが、これは思ひのほか飮みやすい。癖もなく仄かな芋の甘さが喉に染み…
黒猫が目の前を横切る。けふだけで三度も見掛けて了つた。
圖書館に立ち寄つたら、兎の折り紙が配られてゐた。小さな籠の中に幾つも置かれてゐる。見ると瞬く間になくなつてゐたが、次々と今作られたばかりの折り紙が補充されてゆく。
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