ハマスホイとデンマーク絵画
東京都美術館にて。前半はデンマーク絵画。ピーダ・イルステズ「ピアノに向かう少女」「縫物をする少女」「読書する少女のいる室内」がよかった。
後半はハマスホイ。前に見たときはハンマースホイだった。「室内」「カードテーブルと鉢植えのある室内」「背を向けた若い女性のいる室内」「室内—開いた扉」「ピアノを弾く妻イーダのいる室内」「室内、ストランゲーゼ30番地」「白い扉、あるいは開いた扉」と見たかった絵とやっと対面できた。一方で、室内画は痺れるほど好きなのに、他の絵はそれほど惹かれるものがなかったことを、だんだん思い出してきた。前に観たときもおんなじような感想を抱いたのだった。
会場はさすがにマスク姿が多く目につく。