生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

みたもの/クールベ/福富太郎

クールベと海 展

パナソニック留美術館にて。

小学生の頃、教科書に載せられていた波の絵が気に入っていて、模写したこともある。クールベを見ることは、その頃の自分の心持ちを又見ることでもある。尤も今はもうそんなに熱心に見なくなって了つた。国立西洋美の波はないんだなあと他人事のやうに思っていた。

コレクター福富太郎の眼

東京ステーションギャラリーにて。島崎柳塢「春日少女」梶田半古「天宇受賣命」松本華羊「殉教(伴天連お春」島成園「春の愁い」、劉生の「南禅寺疎水附近」、小磯良平「婦人象」がよかった。

いろんな絵や画が並んでいるところに、夢二が現れるとびっくりする。何か浮いているというのか、カテゴリーが異なるやうな心持ちになる。