生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

讀了

アラン著・小林秀雄譯『精神と情熱とに關する八十一章』讀了。アランを讀むのは初めてだ。どこまで理解出來たかは別として、非常に讀みやすい文章だつた。難しい語彙が使はれてゐない。たゞ文章を追へば、ちやんと考へが浮かび上がり一緒にそれを追ふことが…

COVER GIRL

コンビニでオンエアされてゐた「シャ・ラ・ラ」が、とても素晴しかつたので購入した。バックのペダルスティールギター(小倉博和)に痺れる。控へ目だけどたまらないストリングスは、パレードと同じ金原千恵子さんだ。チェックしておかう。これを聽いてゐる…

けふの買ひ物

高島俊男『キライなことば勢揃い―お言葉ですが5』(文春文庫) 『東京人 特集「東京 笑いの系譜」』(都市出版) 二ノ宮知子『のだめカンタービレ#1〜#9』(講談社) つじあやの『COVER GIRL』 本屋を廻つてゐたら、私の好きな星新一の作品の中でも、特に愛…

後樂園にて

エプソムカップを觀戰。ありがたうマイネルアムンゼン。

舊古河庭園

南北線に乘り、西ヶ原へ出て旧古河庭園を散策する。薔薇園は見應へがあつた。花瓣が幾重にも重なつて生み出される、眞紅の色合ひの鮮やかさときたら、目に突き刺さる程だ。美しい。こんな色は他にはない。坂を降りると、日本庭園となる。心字池や大滝を見て…

紫陽花祭

朝から清掃と草むしりに勤しむ。昼過ぎに白山神社の紫陽花祭を見にゆく。丁度いゝ塩梅に花が見頃だつた。梅雨空に紫陽花は良く映える。境内にて猿廻しを見物する。猿の體技や動きの面白さもさることながら、猿曵きによる突つ込みや、客弄りがこの藝を成り立…

こんなもの要らない

人名用漢字の範囲の見直し(拡大)に関する意見募集 〆切は平成16年7月9日(金)まで。 「人名用漢字の範囲の見直し(拡大)に関する意見募集」を含む日記

お腹を毀す。 定期券を忘れる。 傘を持たずに出掛けたら、歸りは大雨だつた。

世間(多言數窮)

照身呆阿津怒哀声♪

レイ・チャールズ死去(YOMIURI ON-LINE/おくやみ)

家の周りに烏が澤山集まつてゐた。鈴なりといふ程ではないけど、街路樹や電線の上からカアカアと鳴聲が聽こえると、可成りの數だといふのが窺へる。ゴミの收集の時間は過ぎてゐるし、何があつたのだらう。

菊名 菊水

きくな。菊水だつた。きいた方が良かつた。

引つ越ししてゐる。すごく慌しい。

誤字等の館

【少しづつ】を誤字としてゐるあたり,この著者の考へる日本語としての「正しさ」が何なのか甚だ心許無い。單に知らないだけかもしれないが。 言及 ずつーのたね うまい。

正しい日本語講座

写真日記

某日とある寺へ參詣に立ち寄ると、入り口のところに象がゐた。 神社には狛犬が、お稻荷さんには狐がゐるをよく目にするけど、寺院にて象を見かけるのはなかなか珍しいかもしれない。因みに淨土宗のお寺だつた。

堂堂―SUSUMU

味玉丸そば(七百三十圓)と小ライスを食べる。 何でも九州の地鷄を使用した清湯スープらしい。たゞどちらかといへば、仕上げに使つてゐる魚の味が強く出てゐた。

梅雨入りして、蒸し暑い陽氣になつたと思つたら、また凉しくなつた。

篆刻

香雪ジャーナル經由。 篆刻素材AOI 印ターネット 蔵書印の世界

奉獻といふ言葉を知らなかつたら、これを見ただけでは讀めなかつたかもしれない。この字體も初めてみる。神社佛閣等は、探せば色んな文字があるので面白い。

歸りに神社へ立ち寄り參拜する。そこで見つけたもの。たぶん奉だけど、かういふ字體はまだ見たことがなかつた。

觀戰

東京競馬場にて安田記念を觀戰。雨降りだし、馬場も稍重になつてゐたから自信滿々の面持でツルマルボーイを蹴つ飛ばしたら、見事に勝たれて了つた。安勝はどんな魔法を使つたんだ。 スマーティジョーンズは三冠ならず。

お悔み

hidemuzicblog 經由でSteve Lacyが亡くなつた事を知る。 Continue reading "Steve Lacy 1934-2004"(hidemuzicblog) PARIS BLUES を引つ張り出して聽いてゐる。

Rouaults and Icons

松下電工NAISミュージアムにて「ルオーとイコン〜描かれた聖像〜」展を觀る。落着いてゆつくり觀ることが出來た。贅澤な時間を過ごす。何故かは知らないが、私はルオーの繪に惹かれてゐる。他にもロシアのイコンが數多く展示されてゐた。これらを審美眼を働…

文學講演會

鴎外記念本郷図書館へ小堀鴎一郎氏の講演を聞きに行く。時間に餘裕があつたので、鴎外記念室を見學したり、表の庭(大銀杏と三人冗語の石がある)のところで本を讀んでゐた。演題は「鴎外をめぐる人々〜母杏奴と鴎外」といふもので、年表をもとに、杏奴と鴎…

讀了

『福田恆存文芸論集』讀了。 ごく單純にいつて、いい日本語の文章を書くといふことだけでも、どんなにりつぱなしごとでせう。さういふと、あなたがたは眉をひそめるにちがひない。そこから文學者への輕蔑が生まれてくることをぼくは知つてゐます。が、いい文…

屋(3)

高田屋にて。

ジョーンズ12頭目米3冠へ/ベルモントS( nikkansports.com) 海の向かうにもすごい三歳馬がゐる。

近況

鼻づまりに惱まされる。今くらゐの陽氣が一番過ごしやすいのだけれど、乾燥してゐるとてきめんに鼻の粘膜にこたへる。 そろそろ冬物を片附けなくては。

歸宅途中、驛のホームにて突如悲鳴が響き渡る。女性が何か昂奮して叫んでゐた。地面の上に男性が身動ぎもせず、仰向けに横たはつてゐる。意識はないやうだ。邊りを人々が取り圍んでゐる。