わに(髙山玲子、嶺川貴子、遠藤ふみ)を聴く。
後ろの方、しかも人の頭越しだったので、ステージがろくに見えず音だけを聞いていた。でも見えていたとしても説明のしづらいパフォーマンスではあったけれど。慥かに、わにの舟出ではあったな。
あと面白かったのは関川航平さんのステージ。とりとめのない話をそのまま自然に語るだけ。でも発声はしっかりとしているし、何よりリズムがある。だれることなく、ただ喋っているだけで観客をずっと引きつけているのが見事だった。これは藝だ。他愛のないひとり語りが一人芝居として成立していた。

