生活記録

日々のこと(旧はてなの茶碗)

2005-01-01から1年間の記事一覧

漢字の歴史と書体をたどる―甲骨・王羲之・顔真卿―

書道博物館にて。博物館の學藝員が展示品の解説をして呉れたので、より理解を深める事が出來た。顏眞卿の肉筆があるのは驚いた。話を聞いてゐて、また一つ自分の勘違ひに氣附く。例へば、楷書をくづしたのが行書、その行書をもっとくづしたのが草書みたいな…

圖書館にて

新潮九月號の「源流としての古今和歌集」(橋本治)を讀む。歌の話だけでなく日本語の話でもある。

子供から大人までのクリスマス・コンサート2@小石川図書館

小石川図書館にて図書館を利用する音楽家の会主催によるコンサートを聽きに行く。 アヤコレット 昨年と同じくアヤコレットのピアノ彈き語りと守屋拓之のコントラバス。 沁みる。 paper boots カナダはモントリオール出身の三人組。何とチャーミングなサウン…

こころの時代

録り溜めてゐた深夜便の音源を聞く。 アーミッシュの生活(池田智) 書は素朴に、正直に(野口白汀) 和尚さんと7匹の猫(板橋興宗)

師走

こゝ一週間夕飯はカレーだけで濟ませて了つた。

最近讀んだ物

CDは株券ではない 本文の假名が妙に癖のある書體*1で、讀んでゐて落着かなかつた。編輯者はどう云ふ積りでこの書體にしたのか、意圖が氣になる。あと、こゝで取上げてゐる樂曲なりミュージシャンを、私は全く知らなかつた。 200CD 菊地成孔セレクション―ロッ…

職場にて

人参とキウイと蜜柑を貰ふ。

近代日本美術の巨匠たち展

歸りしな熱海で途中下車してMOA美術館に立ち寄る。何度行つても飽きない。

小旅行

伊豆の一碧湖へ行く。これ以上無い位のよい天氣で、紅葉が實に見事だつた。近所の大室山にも連れて行つて貰つた。一面ススキに覆はれた變な形の山だつた。風が吹いて斜面のススキがそよぐ姿は面白い。猫の背中みたい。強風の爲リフトで頂上まで上る事が出來…

囘答

http://hyper-koncom.no-blog.jp/com/2005/11/0__7099.html 矢張りまだ納得出來ない。例によつて、段落毎にまた反論するべきなのですが、未だ自分自身の中で纏まらない。抑、どのやうに正字正假名を遣つたらよいかと云ふ話に、何故その正字正假名を遣ふべき…

宣傳

詞の玉垣經由。正字正かな文法解説書の最高峰とのこと。日本文法 口語篇 (岩波全書セレクション)作者: 時枝誠記出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/11/23メディア: 単行本この商品を含むブログ (13件) を見る日本文法 文語篇 (岩波全書セレクション)作者…

つごもり

かりあげクントリビュート増刊を讀む。 Firefox 1.5を入れる。Firefox 1.0(Gecko 1.7)系はメモリーリークにバグがあると云ふ話を讀んだので、これを機に入れ替へてみる。Hatenabarが使へないのは困つたが*1、SVGに對應してゐるのは魅力的だ。 Wo die Liebe…

講座

池袋コミュニティカレッジにてお話を聞く。

エトルリアの世界展

新しいイタリア文化会館にて「エトルリアの世界展」を見學する。

けふの買ひ物

誰も寝てはならぬ(4) (ワイドKC モーニング)作者: サライネス出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/11/22メディア: コミック購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (45件) を見る連載中に大體讀んでゐた。それにしても、かういふ人物なりエピソードを…

堀尾?

友人の演奏を聽きに行く。

讀書

府中中央圖書館にて『組版原論―タイポグラフィと活字・写植・DTP』を讀む。私は府中市民ではないから、本が借りられないので、持ち合はせてゐた小錢を全て使つて寫しをとる。

京うどんむぎんぼう

新しいスタンド内にできたお店できつねうどん(五百圓)を食す。慥かに汁は眞つ黒ではなかつた。なか卯以外にも關西風のうどんが食べられるのは有難い。

觀戰

東京競馬場にてジャパンカップダートを觀戰する。直線の叩き合ひには痺れた。しかし馬券は見事にヒモが拔けた。

ウィリアム・モリス展

松下電工汐留ミュージアムへ行く。ウィリアム・モリスに就いて何ら予備知識を持ち合はせてゐなかつたが、寫眞でみたインテリアデザインに興味を持つたので覗いてみる。初つ端、ステンドグラスの展示で心を奪はれる。實物ではなく、バックライトフィルムに寫…

讀了

シレジウスを讀む。

職場にて

新手のウイルスメールが押し寄せる。

らあめん専門店麺亭

南町店にて麺亭らあめん(五百六十圓)を食す。海苔とチャーシューとメンマといつたシンプルでオーソドックスな醤油ラーメン。

『X-COLOR/グラフィティ in Japan』展

グラフィティを見に、水戸まで出向く。美術館の中だけでなく、ビルや建物の壁面、駐車場、工事現場の圍ひ等の「リーガル・ウォール(許諾を得た壁)」に描かれたグラフィティの數々を、地圖を片手にオリエンテーリングのやうに探して歩き廻る。豫め下調べを…

プーシキン美術館展

上野の東京都美術館へ行く。平日の午後に入場したが、それなりの人出だつた。 御馴染みの畫家の繪を觀る。印象派前後の繪は割と目にすることが多い。キュビニズムまでくると、私の好みではなくなるのだけど。 初めて見た中で、以下が氣に入る。 エラニーの秋…

日曜日

某定例會に出席。

けふの買ひ物

ウィトゲンシュタイン 哲学宗教日記作者: ル-トヴィッヒ・ウィトゲンシュタイン,イルゼ・ゾマヴィラ,鬼界彰夫出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/11/18メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 134回この商品を含むブログ (69件) を見る頃日讀んだ鬼界彰夫の…

最近讀んだもの

『エヴァンスを聴け!』 『ジョン・レノンを聴け!』 『私の脳はなぜ虫が好きか?』 後書きを讀んで、宣長のお墓の話を思ひ出す。

第七十七囘講演會

國語問題協議會の講演を聞く。 翻譯あれこれ(中村保男) 具合でも惡いのか、隨分話をするのがつらさうだつた。 小學校に於ける歴史的假名遣の教育(中澤伸弘) 高校の教諭なので、お話が頗る面白いし解りやすい。一コマ(四十五分)だけ、小學校の授業で生…

平安の仮名、鎌倉の仮名―時代を映す書のかたち―

この間『日本語のデザイン』を讀んで、假名に興味を持つたので出光美術館へ出向く。 平安の仮名はたおやかで優雅、鎌倉の仮名はかっちりとして厳格。本展では、仮名が主に和歌を記した文字であるという視点から、それぞれの時代に和歌がどのような場で用いら…